深掘り暑い、暑いのに…なぜ特別警戒アラート出ない? 担当者に訳を聞いた小川詩織印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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7月第4週、日本列島は西日本から東日本にかけて高気圧に覆われて気温が上がった。最高気温が40度以上となる地点も出始め、東海地方では21~24日の4日連続で40度以上の「酷暑日」を記録した。 暑さが「広域的に過去に例のない危険」な状態になることが予想される時、「熱中症特別警戒アラート」が発表される。環境省が2024年度から運用しているが、まだ実際に出されたことはない。これだけ暑く、熱中症による救急搬送者も多いのに、なぜ出ないのか。 環境省の担当者は「特別警戒アラートが出るのは、かなりハードルが高い」と話す。 熱中症特別警戒アラートは、「暑さ指数」がそれぞれの都道府県内の原則全ての観測地点で35以上と予測される際、前日午後2時ごろに発表される。暑さ指数が33以上との予測の場合は「熱中症警戒アラート」で、こちらは各地で発表されている。 暑さ指数とは、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標だ。人体と外気との熱のやりとりに着目して、気温や湿度、日差しなどから算出する。湿度が高くなければアラートは出にくい 湿度が低ければ暑さ指数は低くなり、逆に湿度が高ければ指数も高くなる。つまり、気温だけが高くても湿度が高くなければ、特別警戒アラートは出にくくなる。 また、「都道府県内の全ての観測地点で暑さ指数35以上」という条件を満たす予測も、現状ではまだない。 7月第4週は、県内の数カ所…この記事は有料記事です。残り864文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小川詩織くらし科学医療部|環境省担当専門・関心分野環境、宇宙・天文、気象データ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする