深掘り編集委員・吉田伸八 松田果穂印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

1970年代を中心に各国で次々とテロ事件を起こし、世界を震わせた日本の過激派グループ「日本赤軍」の元メンバー岡本公三容疑者(78)がレバノンで死亡したことが分かった。54年前にイスラエルの空港で銃を乱射し、約100人を死傷させた実行役の1人だ。岡本容疑者を殺人容疑で国際手配中の警視庁は、死亡の事実関係の確認を進め、今後、容疑者死亡で書類送検することも検討するとみられる。また、岡本容疑者を含むメンバー7人が現在も国際手配中で、警察当局は関連情報の収集や追跡を続けている。 日本赤軍は、60年代の学生運動からの流れで出来たグループだ。学生運動は、ベトナム戦争や日米安保条約改定などに反対しデモを展開。一部の学生組織は過激化し、暴力に訴えてでも共産主義革命の実現をめざす過激派グループが生まれた。 その一つが「赤軍派」で、70年には、日航機「よど号」を乗っ取る事件を起こした。赤軍派の重信房子・元最高幹部(80)らは71年にレバノンに渡航し、赤軍派アラブ支部を結成。パレスチナ解放をめざす活動にも加わり、日本赤軍が出来たとされる。■世界各地でテロ、7人を国際…この記事は有料記事です。残り1767文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人吉田伸八編集委員|警察庁担当専門・関心分野警察行政、事件、犯罪関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする