ストーリーEvan Drellich/The Athletic(ジ・アスレチック) 抄訳=朝日新聞社印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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五輪に出場せよ、さもなければ相応の処分を科す―― 米大リーグ機構(MLB)が5月、選手会に対し、2028年ロサンゼルス五輪の野球の米国代表に選出されながら、正当な理由なく出場を辞退した大リーガーに対し、レギュラーシーズンの「実質3週間以上の出場停止処分」を科す方針を示していたことが明らかになった。 ジ・アスレチックが入手した提案書の写しによると、ロサンゼルス五輪への出場を拒んだ選手は、28年7月10日から8月3日まで、無給の上、メジャー登録日数(サービスタイム)もカウントされない「制限リスト」に置かれる。 このリストに入ると、試合への出場はおろかチーム練習への参加や施設への立ち入りも禁じられ、将来フリーエージェント(FA)権を獲得するための在籍日数の加算もストップする。選手にとっては極めて重いペナルティーだ。 故障者リスト(IL)入りは形式上、辞退の理由として認められるが、厳しい条件が付く。対象選手は給与や登録日数は保証されるものの、8月3日を過ぎるまで公式戦に復帰することはできない。 選手会のブルース・マイヤー専務理事は、MLBのこの提案を「極めて極端だ」と強く批判。一方、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、ロサンゼルス五輪が「最高の選手たちと共に、野球というスポーツを世界に売り込むまたとない機会」という前提に基づいた提案だと反論した。 「(五輪派遣は)シーズン進行を遮る大きな決断だ」と、マンフレッド氏は語る。「それほどの大変な取り組みを行うからには、真にトップクラスの選手たちに出場してもらい、この競技がいかに素晴らしいかを世界に見せる必要がある」 現在、MLB、選手会、五輪組織委員会は、ロサンゼルス五輪への選手派遣を巡る交渉の初期段階にある。選手派遣が実現すれば、大リーグにとって前代未聞の展開となる。これまで、現役のスター選手がこぞって夏季五輪に出場した前例は一度もないからだ。 しかし、解決すべき問題は山積みだ。 たとえば、五輪出場を義務化…この記事は有料記事です。残り2149文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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