現場からすべての権限を手にしたエルドアン氏 元首相がつなぐ未来への希望アンカラ=其山史晃印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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2016年12月、トルコのダウトオール元首相は、エルドアン大統領と向き合っていた。首相を廃し、行政の権限を大統領に集中させる「実権型」大統領制を導入する憲法改正案が国会に提出されたからだ。 2001年に結党された与党・公正発展党(AKP)の初期からエルドアン氏を知り、首相の顧問、外相、首相を務めたダウトオール氏は、こう伝えたという。 「司法、立法、行政を分ける抑制と均衡を欠き、すべての権限を1人の手に集める仕組みだ。トルコに大きな損害を与える」 この面会の5カ月前、つまり7月、軍の一部によるクーデター未遂が起きた。ダウトオール氏は16年5月に首相職を退いていたが、事件の夜は「トルコの民主主義を守る」ため、エルドアン氏の側に立った。新憲法で民主主義を立て直す時が来たと受け止めた。 だが、心に描いた通りにはならなかった。【関連】クーデター未遂後にトルコはどう変わったのか 六つのポイントで解説 エルドアン氏はダウトオール…この記事は有料記事です。残り1396文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人其山史晃中東アフリカ総局長専門・関心分野中東、安全保障、地政学、テロリズム関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする