国際文化会館ジャーナリズム大賞表彰式 朝日新聞「帝国の幻影」など2026年7月17日 20時00分甲斐江里子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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日本と世界の関わりについての優れた報道や論考に贈られる「第3回国際文化会館ジャーナリズム大賞」の表彰式が17日、東京都内で開かれた。今回は85作品の応募があり、朝日新聞の連載「帝国の幻影~壊れゆく世界秩序」と熊本日日新聞の年間企画「TSMCインパクト」が大賞を受賞。朝日新聞からは、日米安保密約に関する公文書報道で藤田直央専任記者も特別賞を受賞した。【連載】帝国の幻影 壊れゆく世界秩序戦後80年。米国主導で築かれた世界秩序は、ロシアの侵略行為で揺らぎ、米国自らの手で壊されつつある。強国が力で自国の利益を追求し、「勢力圏」を広げる――。帝国の幻影に覆われたかのような世界の今を伝える。 「帝国の幻影」は、ルールに基づく戦後世界秩序が大国の手で壊されつつあるという危機感から、「帝国」や「勢力圏」をキーワードに、世界各地の現場ルポや専門家へのインタビューを行った。取材班の伊東和貴・国際報道部次長は、ミクロとマクロの視点を持つことを大切にしてきたとし、「大国の横暴や世界秩序の揺らぎは、日本にとって対岸の火事ではない。これからも世界の現在地と行方、日本が取るべき針路について考える報道を続けていきたい」と話した。選考委員長の林香里・東京大学大学院情報学環教授は身近な出来事と世界の出来事を結びつける報道の重要性に触れ、「大賞受賞作品は、大きな出来事を日々の暮らしに結びつけ、抽象的な出来事を社会が共有できる知識にして届けてくれた」と講評した。トランプ氏とプーチン氏が「勢力圏」決める世界 「正義はあるのか」岸信介首相、日米密約を主導 米大使に「熟考尽くす」 米公文書発見 特別賞の藤田専任記者は「地道な作業を今後も続けてきたい」と話した。特別賞にはパリ・パラリンピックでの選手へのパワハラと不適切会計を報じた小泉耕平氏と山口なつ香氏も選ばれた。 オピニオン賞は、中国漁船の東シナ海での行動をデータ分析し、海上民兵の実態を立証した益尾知佐子・九州大学大学院教授らが受賞した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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