深掘りクラファン支援金で未入金トラブル 集めたお金守れず、法の網に限界嶋田圭一郎 石垣明真 原晟也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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クラウドファンディング(CF)運営会社「うぶごえ」(東京都)のサービスを利用したCFを巡り、集まった資金が同社から支援先の団体に入金されないトラブルが相次いでいる。四つの地方鉄道や寺院、ゲーム会社など少なくとも六つの企業・団体=表=が入金が滞っていると訴えている。一部企業は法的措置も検討している。 うぶごえの岡田一男社長に対し、入金が滞っている理由などについて質問を送ったが、期限までに回答がなかった。 山形県南部でフラワー長井線を運行する第三セクターの山形鉄道は昨年10~12月、運転士の育成資金などのため、CFを実施した。目標額の3倍以上となる約785万円が集まったという。 だが、うぶごえからは一部を除き入金が滞っている。山形鉄道の中井晃社長は「善意のお金で、運営会社のお金ではない。非常に憤りを感じる」とし、全額が支払われない場合、法的措置も含めて検討している。裁判に訴えても回収見通せず 長良川鉄道(岐阜県)も、新型車両の出発式典やグッズ制作などの支援金を募ろうと昨秋、CFを実施した。2月2日が入金予定日だったが、現在も194人からの約244万円が未入金という。顧問弁護士からは、裁判に訴えたり、刑事告訴したりしても回収は見通せないとの見解を示されたという。 弘南鉄道(青森県)と北越急行(新潟県)がそれぞれ実施したCFの支援金の入金も滞っているという。 地方鉄道4社のCFは、うぶごえが業務提携していた都内の出版社の鉄道雑誌に広告が掲載された。出版社によると、この広告費も未払いで、岡田氏は今年1月のオンライン会議で「資金繰りが悪く、一部入金が遅延するかもしれません」と説明したという。 このほか、山梨県身延町にある日蓮宗総本山の身延山久遠寺・奥之院思親閣が実施したCFで集まった約100万円が入金されないまま。都内のゲーム制作会社に対しても1千万円以上が未入金になっているという。ポイントは「収納代行」の仕組み ネットを通じた「クラウドフ…この記事は有料記事です。残り1525文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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