現場から香川県立高の自転車部顧問が「逆恨みでパワハラ」 元部員が県を提訴松本敏博 渡辺杏果印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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香川県立石田高校(さぬき市)の自転車競技部で、部活動中に顧問の60代男性教諭からパワハラを受け、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症して転校を余儀なくされたとして、元部員の男子生徒が県に慰謝料など計約1158万円の賠償を求めて5月に高松地裁に提訴した。部活中の事故を警察に届け出たことをきっかけに、暴言を浴びせられたという。 訴状によると、2025年7月、公道での練習中に転倒事故が発生。当時2年生だった元部員らが負傷したが顧問は警察に連絡せず、その後、元部員が県警に事故を届け出た。顧問は同月末に鳥取県であった全国高校総体の会場で、元部員に対し「いい度胸してんな」「チクってんのか?」「うちの部員に近づくな」などと逆恨みするような発言をした。元部員の家庭環境をおとしめる、うその発言も繰り返したなどと、原告側は主張している。 元部員はその後、心身に不調をきたし、同年9月にPTSDと診断された。登校が難しくなり、私立の通信制高校に転校した。 元部員への取材などによると、発端となった事故では、元部員ら3人が落車して頭などを強打。出血している部員もいたが、車で追走していた顧問は119番や110番通報はせず、救護もしなかったという。元部員は帰宅時に吐き気を訴えて搬送され、全身打撲で1カ月半の治療を受けた。 高校総体での顧問の発言を巡って、元部員側が高松法務局に人権救済を申し立て、今年2月に「人権侵犯の事実があった」と認定された。 県教育委員会によると、県教委は顧問の発言の一部が不適切だったとして、25年12月15日付で顧問を懲戒処分より軽い「矯正措置」とした。認定した内容は明らかにしていない。一方、事故対応については事実関係を認めた上で「不適切な対応にはあたらない」と説明。原告側の主張に対しては「協議の上、対応を慎重に検討する」とした。学校生活、将来の夢「全部終わった」 原告の元部員は、朝日新聞の取材に沈痛な面持ちで心境を語った。 石田高の自転車競技部は、競…この記事は有料記事です。残り265文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人渡辺杏果高松総局|県政、高松市、東讃、離島専門・関心分野街、司法関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする