深掘り森本美紀 大津正一 浜田知宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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高齢になるほど住み慣れた地域から離れたくないもの――。そんな常識が変わりつつあります。朝日新聞のデータ分析チーム(ニュースメディア開発部)が国の統計を分析したところ、大都市圏の郊外で75歳以上の高齢者の人口が大幅に増加している傾向がわかりました。何が起きているのでしょうか。高齢社会に詳しい日本福祉大教授の藤森克彦さん(61)に聞きました。介護施設に入りやすい環境が背景に ――調査は東京圏、名古屋圏、大阪圏、福岡圏の75歳以上の人口について2010年と20年を比較しました。いずれも郊外の人口が増えたのに対し、その周囲の地方は減少、都市部はあまり変化がなく、大都市圏の「ドーナツ化」現象がみられます。郊外で増えた背景とは? 75歳以上の人口増加とともに、郊外で介護施設が整備されたことが考えられます。要介護度が大きく上がるのは75歳以降です。そして、特別養護老人ホーム(特養)は、原則として要介護3以上でなければ入所できません。 一方、特養などの介護施設は、地価の低い郊外に多く立地しています。実際、2014年から24年にかけて特養の施設数や定員を比べると、埼玉県や千葉県では約5割増と大きく伸びており、東京都の3割増を上回っています。このように、郊外では特養などの介護施設に入りやすい環境が整っていることが、郊外への転入増の一因と考えられます。 ――郊外よりさらに外側にある地方では、都市部よりも75歳以上の人口減少率が高いことがうかがえます 郊外の外側では、75歳以上人口が減っている地域もあれば、逆に増えている地域もあります。その理由は地域ごとに異なります。 75歳以上の人口が減少して…この記事は有料記事です。残り2830文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人森本美紀くらし報道部専門・関心分野障害福祉、介護、認知症、生きづらさ、単身社会 、高齢化するマンション 大津正一ニュースメディア開発部|データ分析担当専門・関心分野データ分析(データジャーナリズムやマーケティング)関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする