逃げても迫るヒグマ、撃退スプレー噴射も数分膠着 羅臼岳は当面閉鎖2026年7月10日 8時55分(2026年7月10日 18時56分更新)原知恵子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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北海道の世界自然遺産・知床にある羅臼岳のすべての登山口が9日、緊急閉鎖された。下山中の登山者がヒグマに追われる事案が発生したことを受けた対応で、関係機関が「人身事故のリスクが高い状況」と判断した。最短で5日以上(14日まで)継続の見込み。 知床ヒグマ対策連絡会議によると、9日午前11時20分ごろ、岩尾別コースのオホーツク展望(標高450メートル)付近で、単独で下山中の60代男性にヒグマが走って向かってきた。 男性が登山道外の斜面(約20メートル下)に逃げた後も追いかけてきたため、距離が3~5メートルまで迫った段階でクマ撃退スプレーを噴射。数分間の膠着状態を経て、クマは逃げたという。クマによるけがはなかった。成獣サイズ、体毛は金色がちで、顔が黒っぽい個体という。 男性は自力で下山し、正午ごろに関係機関に状況が伝わった。午後1時半ごろには登山口を閉鎖。職員らが入山し、山中の登山者の下山誘導にあたった。入山前チェックシートや駐車状況などを踏まえた確認で、全員が安全に下山したことを確認したという。 羅臼岳では昨年8月、下山途中の登山者がヒグマに襲われて死亡した。事故の影響で登山道の入山規制が続き、今月5日の閉鎖解除からわずか4日だった。 今回の緊急措置は、再発防止策に基づく対応。再開の判断は14日をめどとしている。 最新情報は「知床のひぐま」(https://brownbear.shiretoko.or.jp/)や「知床情報玉手箱」(https://center.shiretoko.or.jp/i-box/)へ。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする











