ジャンプ発売前に「ワンピース」の付録転売 書店「本への愛情は…」2026年7月9日 17時00分(2026年7月9日 19時15分更新)有料記事原晟也 山本知佳印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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13日に発売される「週刊少年ジャンプ」(集英社)をめぐり、書店が警戒を強めている。特典付録として封入される人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」のカードを目当てに多くの客が押し寄せ、混乱が予想されるからだ。フリマサイトでは発売前にもかかわらず高額な値段でカードが出品されるなど、「転売」も横行している。 今回のカードは、連載29周年を記念したとじ込み付録。2022年にワンピースの連載25周年を記念して世界各国で発売された対戦型トレーディングカードゲームで使う。これまでも高値で取引される図柄があった。 全国に店舗を持つ書店チェーンの男性幹部は、「発売当日は絶対に人が殺到する」と言う。購入客が待機する列を準備するなど、慌てて警戒態勢を敷くことにした。 集英社側からは1人1冊限定で販売するよう依頼があったという。だが、「何回もレジに並ぶ人もいるし、上着を変えて別人を装う人もいる。そうした人たちを止めることは難しい」とこぼす。 東京都内にある別の書店では、このジャンプの購入予約を店舗で受け付け始めたところ、長蛇の列ができた。予約客には外国人も多く含まれ、「特典のカードの希少価値が高いとみられているのだろう」と推測する。 「過去には特典だけ受け取り、本を捨てて帰る人がたくさんいた。今回もいると思う。本に対する愛情みたいなのがどこまであるのか」発売前に、なぜ転売? ジャンプ単体は340円(税込み)だが、フリマサイトに出品されている特典のカードの価格は2千~4千円の値がついている。大手のメルカリでは、在庫がない状態で販売する行為は規約で禁じられているが、売り切れが相次いでいる。 転売ビジネスを手がける神奈川県内の男性(40)によると、発売前であっても、話題になっていて、かつ、確実に入手できる、という商品は、こうした「先物取引」が生じやすいという。 今回のジャンプは通常より50万冊多く発行されることが明らかにされており、多くの人の手に渡ると予想される。男性は「『本当に入手できるか分からない』と心配する人たちのニーズが高い発売前だから成り立つ取引と言える。発売後は需要が減る可能性が高い」と話す。 集英社はこうした転売の状況について「発売前なので回答は差し控える」としている。識者の見解は 転売問題に詳しい福井健策弁…この記事は有料記事です。残り290文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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