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国際サッカー連盟(FIFA)は5日、サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の直近の試合で退場処分を受けた米国代表FWバログンへの1試合の出場停止処分を1年間猶予すると発表した。 トランプ米大統領がFIFAのインファンティノ会長に処分の見直しを直接要請したと指摘されており、政治介入とスポーツの公平性をめぐる問題に発展している。熱狂の裏、W杯共催国の不協和音 米の強硬姿勢、移民「人生台無し」 問題のシーンは、7月1日に行われた決勝トーナメント(T)1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦の後半に起きた。相手選手の足首を踏んだとして、バログンは反スポーツ的行為で一発退場になった。意図的ではないという主張は認められなかった。撤回理由 明らかにせず FIFAの懲戒規定によると、このような行為での退場には1試合以上の出場停止処分が科される(14条)。また、退場処分になれば自動的に次戦は出場停止(66条)となる。バログンは6日(日本時間7日)の決勝T2回戦、ベルギー戦に出場できないはずだった。 FIFAは、規律委員会が「自動的な試合出場停止処分は1年間保留する」との猶予を決めたと説明。根拠には「審議機関は処分の実施について、全面的、もしくは一部について猶予できる」とする27条を挙げたが、結論に至った理由は明らかにしていない。 今回のW杯では、5日までに計13人がレッドカード(退場処分)を受けたが、処分の見直しが行われたのはバログンの例だけだ。 AP通信によると、W杯で出場停止の判断が覆るのは1962年チリ大会のブラジル代表ガリンシャ以来。準決勝のチリ戦で相手の選手を蹴ってレッドカードを受けたが、チリの大統領が嘆願に加わり決勝に出場できたという。 判断が一転した背景にはトランプ大統領の存在が浮かび上がっている。 米紙ニューヨーク・タイムズ…この記事は有料記事です。残り876文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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