2026年7月1日 5時00分時津剛印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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1926年(大正15年)に朝日新聞が創刊した写真総合誌「アサヒカメラ」。コロナ禍の2020年に惜しまれながら休刊となったが、創刊から100周年を迎え、記念号の刊行に向けた作業が進んでいる。 発行元は朝日新聞出版。写真家の森山大道氏が1969年に同誌で連載した初期の代表作「アクシデント」の黒々としたコンタクトシートが表紙を覆い、「伝統の継承と写真の現在地」をメインテーマに、SNSやAIの時代における写真の意味を問い直す、とうたう。 監修を務めるのは、2014年から5年間、同誌編集長を務めた佐々木広人さん(55)だ。「紙媒体の編集は7年ぶり。月刊誌である当時のアサヒカメラは、新製品情報から撮影ノウハウ、コンテストや現代アートまでカバーする『総合百貨店』になってしまう『限界』もあった。今回は、今の時代に必要な情報を深く届けたい」と意気込む。 現在は朝日新聞出版を離れ、フリーの編集者としてWEBメディアにも関わる佐々木さんは「紙の本作りは、素材を色とりどりに詰める弁当作りにも似ている。使えなくなったフォントがあるなど時の流れも感じますが、やはり手触り感がいいですね」と色校正の赤いペンを動かしながら話す。 著名写真家によるグラビアページや動画に関する特集などのほか、2026年は、朝日新聞と朝日新聞出版が共催する木村伊兵衛写真賞が50回の記念の年ということもあり、「木村伊兵衛写真賞のざっくり50年史」と題したコーナーも。 同賞で審査員も務めた写真家の大西みつぐさん(73)は「アサヒカメラは1975年以後、木村伊兵衛写真賞などの作品と並走してきた存在。写真表現の現在を問いかけていく姿勢は、さまざまな現場に受け継がれていってしかるべきだ」と話す。 記念号は、7月21日に全国の書店に並ぶ。132ページ、定価1650円。アマゾンで予約を受け付けている。https://www.amazon.co.jp/dp/4022727683有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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