秩父盆地から望む異様な形の山 見た目変わっても地元の誇り 武甲山松沢拓樹 関田航印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

埼玉県飯能(はんのう)方面から国道299号を西へ。全長2キロ弱の正丸トンネルを抜け、新緑の間をしばらく下ると、目の前に秩父盆地の風景が広がる。 田畑の間に住宅が立ち並ぶのどかな風景の中に、異様な山形が現れる。山頂付近は木々が生えておらず、白くあらわになった山肌は、階段状に削り取られたような形になっている。秩父盆地のほとんどの場所から望むことができる武甲山(ぶこうさん)(1304メートル)だ。【撮影ワンポイント】武甲山 「武甲山」という名前の武骨な響きとは裏腹に、ふもとに家々や棚田を抱くその姿からは、人々の暮らしを見守る親のような大きさを感じた。山の大きさや山肌のディテールが伝わるよう意識するとともに、武甲山の石灰岩をセメントに加工する工場も画面に収めることで、人々の営みや町の様子が感じられる画角を目指した。(関田航)【特集】いいね!探訪記 日本(やまと)武尊(たけるのみこと)が東征の際に着用していた甲を岩室に納めたという伝説から、その名が定着した。鎌倉時代の頃から武士を中心に信仰を集め、いまなお人々の信仰はあつい。 横瀬(よこぜ)町歴史民俗資料館の学芸員、鎌田直樹さん(27)によると、かつての山頂だった付近からは、さい銭と思われる600~1400年代の貨幣が大量に見つかったという。「古くから信仰の対象だった証しです」 「かつての山頂」と表現した…この記事は有料記事です。残り766文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

この記事を書いた人松沢拓樹東京社会部専門・関心分野事件・事故、交通、道路、商店街関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする