現場からブラジル王国の意地 エース警戒逆手に波状攻撃、日本を突き放す2026年6月30日 5時10分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする【動画速報】W杯ブラジル戦で日本代表は1-2で敗退した。白熱の試合をPV会場でファンが見守った=小野甲太郎、比嘉海人撮影

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(サッカーワールドカップ〈W杯〉北中米大会 決勝トーナメント1回戦 ブラジル2―1日本) 王国の怒濤(どとう)の攻撃に、最後は力尽きた。後半追加時間、ブラジルのFWマルチネリが放ったシュートは無情にも右ポストに当たり、日本のゴールへ転がりこんだ。日本、1-2でブラジルに逆転負け W杯決勝Tでの初勝利逃して敗退 日本に1点のリードを許していたブラジルは後半、空中戦によるパワープレーを仕掛けてきた。 同点ゴールは後半11分、DFガブリエルの左クロスに、MFカゼミロが一瞬のすきをついてマークを外し、頭でたたき込んだ。 試合前、日本が最も警戒していたのは、ブラジルの左サイド、FWビニシウスをどう止めるか、だった。強豪レアル・マドリードに所属する絶対的な存在だ。 森保一監督は先発メンバーに、前のスウェーデン戦で温存したDF冨安健洋を右のセンターバックに起用した。高さもスピードも日本最高級のDFを、相手エースにぶつけた。 前半は狙いが当たった。日本は序盤から中村敬斗、堂安律のサイドのMF2人が後方に残り、5人で守りを固めた。ビニシウスに対しては堂安と冨安で常に挟み、自由にさせなかった。日本が攻める時間帯も、冨安はビニシウスにぴたりとついて封じ込めた。 ただ、ブラジルはしたたかだった。後半、その守備を逆手にとる。ビニシウスをサイドに張らせておとりにし、手前に下げてからクロス。このパターンの波状攻撃で何度も日本はピンチに陥った。失点は時間の問題だった。「力不足」。堂安は完敗を認めた。 主将のDF板倉滉は試合前、「(今の日本は)クオリティーを含め、いいチームだと思う。だけど、いいチームだけで終わりたくない」と語っていた。ブラジルに敗れ、日本の選手たちは心底悔しがった。善戦に満足している選手は、一人もいなかった。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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