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サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝トーナメント1回戦で日本はブラジルと対戦する。試合開始は日本で30日午前2時、ブラジルで29日午後2時。ブラジル人、日系人、先住民、日系企業の駐在員……。ひいきのチームは人それぞれだが、ブラジルでは、皆が試合を心待ちにしている。 「29日は午後2時からブラジル代表の試合のため、仕事は午後1時半まで。テレワークも可能です」。日系企業のサンパウロ駐在員、川名光太郎さん(40)は26日、人事部から全社員宛てのメールを受けとった。 ブラジルでは、放映権を持つCazeTVがユーチューブで全試合を無料配信する。「日本と違って、全国民がお金を払わずにW杯を視聴できるのはすばらしい」。29日は日本代表のユニホームで出社し、試合は会社近くのバーで観戦するという。 休みなのは職場だけではない。ショッピングモールで、各国選手のシールを交換していた小学5年のイージス・バソロウさん(10)は「月曜日は学校がお休み」とうれしそう。試合が夜にある日は授業があるが、「その日は、みんな黄色い(ブラジル代表の)ユニホームを着て登校する」と話す。日系人はどちらを応援? ブラジルには世界最多、約270万人の日系人がおり、多くの人が「どちらを応援するか難しい」と苦しげな表情を見せる。 愛犬用のブラジル代表のユニホームを購入していた日系2世のヨシテツ・オカダさん(85)は「同点だったらいいな」。娘のカリナさんは迷いながらも、「仕事が休みになるから、ブラジルを応援する」と笑う。 マッサージ店で働く日系3世、テルオ・ヒラシマさん(53)は10年以上日本に「デカセギ」で滞在した経験もあり、日本を応援するという。「W杯の大舞台で王者ブラジルに勝てば、日本が世界に認められる機会になる」 ただ、周りのブラジル人に攻撃されたり、からかわれたりするのを警戒し、「日本代表のユニホームは着ずに、こっそり携帯で見て応援する」と明かす。アマゾン先住民も観戦 サッカー熱は、ブラジル全土…この記事は有料記事です。残り495文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人河崎優子サンパウロ支局長|中南米担当専門・関心分野中南米の全分野、ジェンダー、環境、スポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






