深掘り2026年6月25日 12時00分鈴木智之 東野真和印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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25日朝、岩手県沖を震源とする最大震度6強の地震が起きた。三陸沖では昨年11月ごろから、地震活動が活発な状態が続く。地震の専門家は、過去の「三陸はるか沖地震」との関連を指摘する。 今回の地震は海のプレートが陸のプレートに沈み込むプレート境界で起きた。2011年の東日本大震災と地震の起こるメカニズムは同じだが、場所としては北側にあたる。京都大防災研究所の西村卓也教授(測地学)は「隣り合っているので地震が起こりやすくなっているかもしれないが、基本的に別物と捉えている」と話す。まだ動いていない青森沖のプレート 最大規模想定の地震は起きるのか 一方で「非常に危惧される」と語るのは、震源の東側に広がる1994年の三陸はるか沖地震=マグニチュード(M)7.6=の震源域だ。西村さんは「94年の余震で、1995年1月にあったM7.2の地震の震源域が今回と重なっている。はるか沖地震の震源域に近づいてきている印象を受ける」と指摘する。後発地震注意情報は出ていないが、はるか沖地震のような、今回より強い地震が起こる可能性があり、大きな揺れや津波に注意する必要があるという。 また、東北大学大学院地震・噴火予知研究観測センターの日野亮太センター長は「震源が比較的深く、津波があってもごく小規模で、震源が陸に近いから内陸部でよく揺れたと考えられる」と話す。 日野さんも警戒するのは、三陸はるか沖地震の再来だ。「(はるか沖地震の)翌95年1月にM7を超える余震があったが、今回はそれとよく似た場所・規模だった」と言う。 昨年11月の地震の震源は岩手県沖、12月は青森県の東方沖の北の端、今年4月には、その南の端での地震が発生。その規模はM6.9~7.7と比較的大きい。ただ、日野さんは「最も地震の規模が大きいと想定される青森県東方沖の真ん中あたりは、まだ起きていない。どんどん『本丸』である『はるか沖』の震源の周りのプレートが陥落している印象だ」と話している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人鈴木智之くらし科学医療部|原子力・災害専門・関心分野科学、交通、難病東野真和釜石支局長|震災復興・地方自治担当専門・関心分野震災復興、防災、地方自治、水産業印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







