関与するレバノン軍兵士は、ヒズボラとの関連がないことを確認するため、米国による訓練と身元調査を受けることになる

エルサレム:イスラエルとレバノンは、米国が支援するパイロットプロジェクトについて協議を進めている。3人のイスラエル当局者によると、このプロジェクトでは、イスラエル軍がレバノン南部の特定の地域の支配権をレバノン軍に引き渡すことになるという。当局者らによると、このプロジェクトに関与するレバノン軍兵士は、ヒズボラとの関連がないことを確認するため、米国による訓練と身元調査を受けるとのことだ。一方、イスラエルは緩衝地帯に軍事的存在を維持する方針である。レバノンとイスラエルは火曜日、ワシントンで新たな協議を開始した。イランがレバノンを米国との協議に巻き込む決定を下したことで、今回の協議は影を落とされているように見えるものの、ベイルート側は直接交渉を推し進める決意を示している。レバノンの当局者らは、3月2日以来激化している戦争を終結させる唯一の方法は、イスラエルとの直接交渉であると主張し続けている。同日、武装組織ヒズボラがイランを支持してイスラエルに向けて発砲し、これに対しイスラエルが空爆と地上攻撃を開始した結果、レバノン国内で4,000人以上が死亡している。しかし、4月以降に行われた4回にわたるレバノン・イスラエル間の協議では、持続的な停戦を実現できなかった。その代わり、今週、イランと米国が、レバノンを含むすべての戦線での戦闘停止を定めた覚書に合意したことを受け、戦闘が最も長く沈静化した。この合意は、イランの支援を受けるヒズボラを勢いづかせた一方で、レバノン政府には打撃を与えた。同国のジョセフ・アウン大統領をはじめとする指導者たちは、テヘランがレバノンの代理として交渉を行うことはできないと繰り返し警告していたからだ。「本日、そして今後数日間、我々は新たな協議ラウンドに着手する。この協議が、我が国と国民の利益のために我々が望む成果を達成する上で決定的なものとなることを期待している」と、アウン大統領は火曜日にXへの投稿で述べた。ワシントンでイスラエル・レバノン間の第5回協議が始まる中、アウン大統領は、イスラエルによるレバノン南部の占領や、イランをほのめかすその他の外国の干渉を拒否した。「我々は、イスラエルの占領の終結、そして同時に外国による支配の終焉以外には何も受け入れない。なぜなら、我々の唯一の選択肢は国家主権であり、我々が賭けるのはレバノン国家だけだからだ」と、アウン大統領は自身の事務所を通じて述べた。ロイター/AFP