トランプ氏支持の「虎」が勝利宣言、コロンビア大統領選で決選投票河崎優子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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南米コロンビアで21日、大統領選の決選投票の投開票があった。米国のトランプ大統領が支持するアベラルド・デラエスプリエジャ氏(47)が、「コロンビアは最も重要な戦いに勝利した」と述べて勝利を宣言。地元メディアは、デラエスプリエジャ氏の当選を伝えている。 今回の決選投票は、現職のペトロ大統領の後継候補とデラエスプリエジャ氏の争いだった。デラエスプリエジャ氏はX(旧ツイッター)に投稿した動画の中で、トランプ氏から祝福の電話を受けたと明かした。ルビオ国務長官はXで祝意を伝えたと記し、「次期政権と緊密に連携していくことを楽しみにしている。コロンビアの輝かしい未来が待っている」とした。防弾ブースの中で演説する「虎」 トランプ氏が使う「アメ」と「ムチ」 弁護士のデラエスプリエジャ氏は「虎」を自称し、力強いイメージを自身に重ねている。メンズ服ブランドの経営者でもあり、政治経験はない。強硬な政策や過激な発言から「極右」「ポピュリスト」とも評される。 選挙戦では、巨大刑務所を建設して徹底した治安改善を目指すと主張し、AP通信の取材には「麻薬テロリストらを、ゴキブリやネズミのように根絶やしにする」と語っていた。 5月の第1回投票で首位に立った後にトランプ氏が支持を表明。デラエスプリエジャ氏はトランプ氏を「真の強さと信念を備えた指導者」とたたえた。 対立候補のイバン・セペダ上院議員(63)は、左派の現政権を継承し、格差の是正を進めると訴えていた。だが、現政権が治安対策や医療政策で成果を残せなかったことに加え、米国との関係を悪化させたことへの不満も広がっていた。 「ドンロー主義」を唱えるトランプ氏が、米国の排他的な支配圏と考える中南米では昨年以降、エクアドル、ホンジュラス、チリ、コスタリカで親米路線の候補が大統領選で勝利している。「ましな方」 投票は消去法? 決選投票の1週間ほど前、首都ボゴタで、左派の現政権への支持を取りやめた市民が多く住むと報じられる地区を歩いた。 「ペトロ大統領は公約を何も…この記事は有料記事です。残り578文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人河崎優子サンパウロ支局長|中南米担当専門・関心分野中南米の全分野、ジェンダー、環境、スポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする