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国際オリンピック委員会(IOC)は3月、女子種目の出場資格を改定した。2028年ロサンゼルス・オリンピック(五輪)から、遺伝子検査で「生物学的な女性」と認められた選手に限定。性自認が出生時の性と異なるトランスジェンダー選手は除外され、身体的な性が一般的な発達パターンと異なる形で成長する状態の性分化疾患(DSD)選手も、ごく一部を除いて参加できなくなる。権利守るため、どこかで線を ボクシング連盟会長、遺伝子検査に理解遺伝子検査導入の波紋 女子種目の一律判断は「明かな後退」と識者 これまでIOCは性の多様性を尊重して女子種目に関する方針は一律にせず、ルールづくりをそれぞれの国際競技連盟(IF)に委ねてきた。21年東京五輪では、男性から性別変更したトランスジェンダー選手が女子の重量挙げに出場したこともあった。 しかし、22年にトランスジェンダーの競泳選手が全米大学体育協会(NCAA)の大会で優勝するなど、近年は女子種目の公平性や安全性に関する議論が再燃。すでに陸上では25年9月の世界選手権東京大会から遺伝子検査が導入され、ボクシングやスキーも続く。 ジンバブエ代表として競泳で金二つを含む七つのメダルを獲得し、IOC史上初の女性会長となったカースティ・コベントリー会長は言う。「五輪ではわずかな差が勝敗を分ける。生物学的な男性が女子種目で競うことが公平でないことは明白だ」爆発的な力を擁する種目は100%以上 IOCは24年9月から見直し作業を進め、25年9月に各分野の専門家やIFの医事担当者らを集め、作業部会を立ち上げた。科学的見地に加え、医学、法律、倫理、人権も考慮して話し合った。 その結果、「生物学的な男性」は「生物学的な女性」より骨格や心肺機能が強く、筋肉の量や回復につながる赤血球が多いことを確認したという。 IOCのジェーン・ソーント…この記事は有料記事です。残り1146文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人遠田寛生スポーツ部専門・関心分野大リーグなどスポーツ全般、アンチドーピング関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする