ストーリーガバメントハンターの役割とは 転職コンビ「いきもの係」は濁らない戸田拓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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中途入庁コンビが目指すのは、人と動物が奏でる共生のハーモニーだ。北海道滝上町で今年4月、野生動物対応を一手に担う新部署「いきもの係」が発足した。オホーツク地方で初となる狩猟免許を持つ公務員(ガバメントハンター)を配置し、最新技術も活用してヒグマの予防的対策などを担う。中心となる専従職員2人は道庁や自治体で長く鳥獣対策に携わり、この春に滝上町役場に移籍した。ハンターとして「撃つ」よりも「街に近づけない」環境づくりをめざす。ヘッドハンティング 山林に囲まれ、市街地で河川が合流する滝上町は、人と野生動物の距離が近い。2021年7月にハイキング中の女性(69)が死亡するなど、20年から4年連続でヒグマによるとみられる人身被害が起きた。エゾシカなどを含めた農業被害は年間約1億円にのぼる。獣害を含めた鳥獣政策をワンストップで担当するため農林建設課内に新設されたのがいきもの係だ。 4月末まで道庁職員だった高橋克巳係長(61)は、各総合振興局などで30年近く、自然公園施設の維持管理や野生鳥獣対応などの環境行政に携わっていた。プライベートで外来種ザリガニの駆除をする市民団体を主宰するなど、自然保護関係者の間では有名な存在だ。昨年、ヒグマ対策で新たな施策を模索していた滝上町から協力の打診を受けた高橋さんが、「一緒にやりたい」と推薦したのが、当時旭川市職員だった橋口城児(じょうじ)主査(42)だった。 橋口さんは旭川市環境総務課在籍中、「猟友会と円滑にコミュニケーションを取るには自分もハンターにならないと」と狩猟免許を取得するなど、行政の枠を超えて鳥獣対策に取り組んできたひとりだ。 21年、旭川駅周辺の河川敷…この記事は有料記事です。残り1137文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人戸田拓北海道報道センター|記者専門・関心分野文化、学術、音楽、動画関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






