八田與一容疑者への賠償命令が確定 本人現れず、裁判はどう進んだ?松本江里加印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

大分県別府市で2022年に大学生2人が死傷したひき逃げ事件をめぐり、けがをした男性へ約450万円の損害賠償を支払うよう、指名手配中の八田與一容疑者(29)に命じた福岡高裁判決が確定した。期限の15日までに被告の八田容疑者が上告しなかった。 原告はこの男性と、死亡した別の男性の遺族だった。一審・福岡地裁は遺族への損害賠償額を請求通り2億円と認めたのに対し、男性への賠償額は慰謝料など一部を認めず、約152万円とした。男性のみが控訴し、遺族への賠償額は地裁判決で確定していた。 5月29日の高裁判決は事故の悪質性を重視し、「精神的苦痛は甚大である」として慰謝料300万円を請求通り認めた。 八田容疑者は一、二審を通じて一度も出廷せず、本人への呼び出し状などを裁判所に掲示することで書面が届いたとみなす「公示送達」の制度で訴訟手続きが進められた。 被告(八田容疑者)側からは答弁書や意見書の提出もなかった。これらの提出がない場合、意見はないものとして扱われる。 高裁判決は6月2日に届いたものとみなされ、上告期限は15日午後11時59分までだった。 事件は22年6月29日夜に…この記事は有料記事です。残り194文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人松本江里加西部報道センター専門・関心分野地方、子どもの権利、福祉など関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする