事故の約1カ月後、海面までつり上げられた「KAZUⅠ(カズワン)」=2022年5月26日午後6時59分、北海道斜里町沖、朝日新聞社機から

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北海道・知床半島沖で遊覧船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没し、26人の乗客・乗員全員が死亡・行方不明となった事故で、釧路地裁は17日、業務上過失致死罪に問われた運航会社社長の桂田精一被告(62)に禁錮5年の実刑判決を言い渡した。知床遊覧船沈没、社長に禁錮5年判決 「航行中止させる義務あった」 船には乗っていなかった運航会社のトップに、刑事責任を問えると判断した理由はなにか。判決理由を読み解く。死傷事故を予見できたかが焦点 カズワンは、2022年4月23日午前に出航。知床岬付近まで行き、戻ってくる途中に沈没した。当日は強風注意報と波浪注意報が出ており、午後からはさらに波や風が強まる予報が出ていた。 公判では、カズワンが午前中で引き返すと桂田被告が認識していたか▽乗員乗客が死傷する事故が起きることを予見できたか、が争点となった。 桂田被告は、法令が定める「…