船長も大丈夫だと言っていた 出航、航行中止せず 桂田被告太田悠斗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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知床沖で2022年、遊覧船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没し26人が死亡・行方不明となった事故で、乗客家族が運航会社と社長の桂田精一被告(62)=業務上過失致死罪で公判中=に計15億円超の損害賠償を求めた訴訟の本人尋問が9日、札幌地裁であった。 裁判で被告側は、海が荒れる前に戻るという船長の「条件付き運航」を受け入れ、出航判断したと主張。これに対し原告側は、安全管理体制を確立した上で、最新の気象情報を確認し運航継続の是非を判断する注意義務があったと反論してきた。 波浪注意報が出る中、発航や航行継続の中止を指示しなかった理由を問われた被告は、「すぐさま荒れるわけではないと思った。船長も荒れる前なら大丈夫だと言っていたし、何かあっても電話できるから大丈夫だと思った」と答えた。 裁判官から船長とのやりとりの詳細を問われると、具体的な文言は覚えていないとした上で、「午前中に帰る、というのは覚えている」と答えた。 被告は尋問の中で、新型コロナウイルスの影響で大幅な赤字が続いていたとも明かした。経費を抑えるため運航する船を減らそうと考えるなか、経験の長い従業員らとの契約を打ち切ったという。 原告側に、事故当時のように…この記事は有料記事です。残り259文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人太田悠斗北海道報道センター|司法担当専門・関心分野共生、外来種、生きづらさ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする