矢代正晶 原篤司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
高知市の小学校4年の男児が2024年、水泳の授業中におぼれて亡くなった。校長は業務上過失致死罪に問われ、その判決が17日午後3時に高知地裁で言い渡される。事故後、再発防止策が策定され、一時中止された水泳授業は再開された。男児の遺族は「教訓になるために生まれてきたわけではない」と訴える。 事故は24年7月5日、長浜小に近い南海中学校のプールで起きた。市教育委員会などによると、長浜小のプール(水深100~120センチ)が故障していたため、南海中のプール(当日の水深114~132.5センチ)でけのびバタ足を練習していて松本凰汰(こうた)さん(当時9)がおぼれた。松本さんは身長113.8センチだった。 17日に判決があるのは校長の中村仁也被告(56)。プールで授業していた教頭と教諭、事故後に退職した元教諭の計3人とともに業務上過失致死罪で在宅起訴された。 検察側は公判で、事故の2週間前に中学校のプールで授業をしたときに松本さんら児童3人がおぼれかけており、中村被告はその報告を受けたのに事故防止の指導をしなかったと指摘した。 被告は初公判で起訴内容を認めた。被告人質問では、中学校のプールで松本さんらがおぼれかけたことについて「私のアンテナが低く、どんなに危険なことか考えが及ばなかった」と説明した。 検察側は、プールにいなかった校長も危険性を認識していたなどとして禁錮2年を求刑。弁護側は、被告は深く反省しているとして罰金刑を含む「寛大な判決」を求めた。遺族「なぜ子どもの立場で考えなかったのか」 公判には、松本さんの両親らが被害者参加制度を利用して出廷した。 父親は意見陳述で「中村被告に罪の意識は感じられない。凰汰は誰かの教訓になるために生まれてきたわけではない」と述べた。 母親は「なぜもっと子どもの立場で考えてくれなかったのか。誰の責任か明確にされるような刑を科してほしい」と求めた。水泳授業の専門家「管理責任は重い」 校長らが刑事責任を問われた授業中のプール死亡事故。専門家はどうみるのか。ここから続き 公立中学で体育教員を務めた…この記事は有料記事です。残り1289文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人矢代正晶高知総局専門・関心分野地方自治、音楽(ワールドミュージック、ロック)原篤司高知総局専門・関心分野防災、司法、民主主義、漁業、起業、韓国文化関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






