2026年6月12日 17時51分ソウル=貝瀬秋彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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北朝鮮に無人機(ドローン)を飛ばすよう韓国軍に指示し、南北間の緊張を高めようとしたなどとして一般利敵などの罪に問われた韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)前大統領に対し、ソウル中央地裁は12日、求刑通り懲役30年の実刑判決を言い渡した。尹氏側は判決を不服として即日、控訴した。 尹氏らを起訴した特別検察官側は、2024年12月に非常戒厳を出した尹氏が、その口実をつくるために同年10月ごろに平壌に無人機を投入するよう韓国軍に指示し、朝鮮半島に戦時のような状況をつくり出そうとしたとしていた。「光州事件」の地元記者が語るあの夜の新聞社 韓国・非常戒厳1年「国民統合」かすむ韓国 政権は「内乱」を断罪、野党は喪服で国会に この日の判決でソウル中央地裁は、尹氏らが非常戒厳の名分と正当性を確保するために北朝鮮を刺激して挑発を誘導し、危機状況を作り出そうとしたと指摘。「韓国の軍事力を私的な目的に使用した」とし、戦力が北朝鮮に露出するなどして軍事上の利益も損なわれたとした。そのうえで「正当な目的のためにだけ軍事力を使用するという国民の信頼に背いた」と批判した。 同様の罪に問われた金竜顕(キムヨンヒョン)前国防相にも求刑(懲役25年)を上回る懲役30年を言い渡した。 北朝鮮は24年10月、韓国が複数回にわたって平壌の上空に無人機を送り込み、反北朝鮮のビラを散布したと主張。墜落した無人機とされる写真も公表していた。 尹氏は今年2月、非常戒厳をめぐる内乱首謀罪などで無期懲役の一審判決を受けて控訴している。4月には非常戒厳に関する自身への捜査を妨害したなどとして、特殊公務執行妨害などの罪で懲役7年の二審判決を受けた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人貝瀬秋彦ソウル支局長専門・関心分野朝鮮半島、東南アジア、核問題、人権問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする