皇室典範改正、首相「早急に」 皇族数確保「立法府の総意」まとまる2026年6月10日 21時05分横山輝印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする 安定的な皇位継承をめぐり、衆参両院の正副議長は10日、各党派の代表者と協議し、皇族数の確保に向けた「旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える」などの案を「了」とする「立法府の総意」を取りまとめた。政府は、総意を踏まえて皇室典範改正案などを策定し、今国会での成立をめざす。【全文はこちら】皇族数の確保策に向けた「立法府の総意」 正副議長は協議後、国会内で高市早苗首相と面会して立法府の総意を伝えた。首相は「政府としてはしっかりと受け止め、早急に法案の作成にとりかかる。できるだけ速やかに骨子案も含めて正副議長に示す」と語った。 総意では、2021年に有識者会議が示した①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える――の2案をいずれも「了」とした。①案で論点となった「配偶者と子に皇族の身分を付与するか」については言及を避け、必要があれば措置を検討するよう求めた。 ②案については、1947年に皇籍から離脱した旧11宮家が対象と記した。これまでの協議で異論があったことから、本人の意思を考慮した養子の年齢▽養親の範囲▽縁組の具体的な手続き▽養子は皇位継承資格を持たない――の4点を挙げ、「慎重に制度設計を行う」よう求めた。皇族数確保「総意」与野党おおむね賛同 女性・女系の検討求める声も さらに「一定年数ごとに見直す」とも記した。石井啓一衆院副議長によると「20~30年」を想定しているという。②案に関して森英介衆院議長は8日、「(養子のもとに)男の子が生まれれば皇位継承権を持つ」と総意案にはない内容を発言したが、10日の協議で各党派に「言葉足らずだった」と陳謝したという。 立法府の総意について、森氏は記者会見で「党によって意見の違いがあるのは当然だ。かなりよい線まで行けた」と述べた。石井氏によると、全13党派のうち7党派が賛成を表明したという。【解説人語】皇室典範改正のポイントと知っておきたい皇室のルール皇室典範改正に向けて想定される今後の流れ①政府が皇室典範改正案を作成 ↓②政府が骨子を衆参両院の正副議長に報告 ↓③政府が要綱を各党派に説明 ↓④政府が改正案を国会に提出 ↓⑤今国会の会期末(7月17日)までに成立?有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
皇室典範改正、首相「早急に」 皇族数確保「立法府の総意」まとまる:朝日新聞
安定的な皇位継承をめぐり、衆参両院の正副議長は10日、各党派の代表者と協議し、皇族数の確保に向けた「旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える」などの案を「了」とする「立法府の総意」を取りまとめた。政…
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