2026年6月10日 18時55分増山祐史印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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日本航空(JAL)の645便(乗員・乗客226人)が5月29日に羽田空港のD滑走路から離陸した後にタイヤのパンクが見つかり、その後に滑走路で金属板が地上に出ているのが発見された事案を受け、国土交通省は10日、原因究明などのための有識者会議を開いた。金属板が出ていた部分では、2022年8月から23年9月に一部で欠損があったことも判明。国交省が今後、こうした事象が今回の事案と関係あるかについて調べる。 JAL便のパンク事案では、滑走路の中心線に近い部分が幅50センチ、奥行き15センチの大きさでめくれていた。 海上の埋め立てと桟橋との継ぎ目の部分にあたり、飛行機が離着陸する際にかかる荷重を分散する役割などがある。金属板を覆っていたゴムがめくれ、金属板が変形した形で8センチほど地上に出ていたという。 有識者会議の資料によると、今回めくれあがった場所では、22年8月の点検の際にゴム部分が一部はがれ、翌年9月までに範囲が広がっていったという。ただ、その後は欠損部の広がりはなく、ゴムにおおわれていた金属板に腐食などもなかったため、経過観察としていた。今回のパンク事案との因果関係についても調べる。 羽田のD滑走路では5月25日にも、スカイマークの福岡行きの便で離陸後にタイヤがパンクし、羽田に引き返す事案があった。 国交省によると、この時もD滑走路を緊急点検したが、滑走路がめくれるなどの異常は見つからなかったという。JAL便の事案の当日朝に国交省の職員が点検した際も問題はなかったという。 有識者会議は今後空港の構造設計に詳しい専門家や航空会社の関係者を交え、滑走路の損傷とパンクとの因果関係や再発防止策を話し合う。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人増山祐史東京社会部|国土交通省担当専門・関心分野運輸行政、事件事故、独占禁止法、スポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする