深掘り「外国人は怪しい」と差別的に職質か 裁判で「内部資料」警察は否定上保晃平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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肌の色や髪形、彫りの深い顔など「外国人風」の外見だけを理由に、警察が職務質問(職質)をする。そんな「レイシャル・プロファイリング」を受けたとして、日本で暮らす外国出身の男性3人が裁判を起こしている。何が問われているのか。裁判の争点を整理した。記事のポイント①レイシャル・プロファイリングは人権問題②原告側は職質の実態を示し、警察の組織的問題を追及③警察側は「レイシャル・プロファイリングはしていない」と主張 6月4日、東京地裁で開かれた10回目の口頭弁論。法廷の白壁にプロジェクターの光が投影され、愛知県警の元警察官のものとされるインタビュー映像が流された。 「外国人イコール怪しいという認識だった」 「不審でない外国人にも職質をして、在留カードを見せてくれということは日常的に行っていた」 「違法な職質だとクレームが来ても、『これは職務質問ではなく、声かけなので問題ない』と回答するのが基本と教えられた」 この動画は原告側が証拠として提出したもので、個人の特定を避けるため、名前や顔は隠されていた。被告の警察側が「レイシャル・プロファイリングなど存在しない」と否定するなか、外国人らに対する違法な職質の実態が語られたと、原告側は主張している。「日本語うまいですね」警官に声をかけられ 原告の1人、パキスタン出身の星恵土(せいえど)ゼインさんは2005年に8歳で来日し、11年に日本国籍を取得した。10代後半になってから頻繁に職務質問されるようになり、提訴までに15回ほど職質を受けてきたという。 23年5月9日深夜。愛知県内の自宅前でたばこを吸いながら電話していたところ、警察官から声をかけられた。 「ちょっとお話しできますか…この記事は有料記事です。残り1858文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人上保晃平東京社会部|裁判担当専門・関心分野社会保障、障老病異、社会思想関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする