野田元首相「とても賛成とは…」 森議長の「皇位継承権」発言に波紋2026年6月9日 10時43分大久保貴裕印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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安定的な皇位継承をめぐり、皇族に養子として迎える案がある旧宮家の男系男子の子について、森英介衆院議長が「(養子に)男の子が生まれれば皇位継承権を持つ」と発言したことが波紋を広げている。中道改革連合の野田佳彦元首相は9日、正副議長が取りまとめをめざす「立法府の総意案」について、「これを言われたらとても賛成とは言えない」と、森氏の発言を批判した。【森氏発言】旧宮家の養子案「男の子が生まれれば、皇位継承権を持つ」皇位継承「男系男子」へ、踏み込んだ森議長 野党「重大な裏切り」 森氏ら衆参両院の正副議長は8日、各党派の代表者に①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える――の両案を了承する「立法府の総意」案を提示した。政党間の意見の隔たりが大きい皇位継承のあり方は主要な論点としていなかったにもかかわらず、森氏は協議後の記者会見で「(養子に)男の子が生まれれば皇位継承権を持つ」と唐突に発言した。 野田氏は9日、千葉県船橋市で記者団に対し、「(各党は)皇族数の減少に歯止めをかける議論に終始していた」と指摘。「取ってつけたように急に議長の解釈で(議論を)進められたら、たまったものではない」と反発した。養子を受け入れる制度設計の過程で「そんなものが入ってきたら、突き返さなくてはいけない」とも述べた。 また森氏は8日、①案に伴う「配偶者と子に皇族の身分を与えるか」の論点についても、政府有識者会議の報告書に「一般国民としての権利・義務を保持し続ける」とある点に触れ「それも含めて暗に『了』とした」とした。これについても野田氏は「少なくとも中道は、それを含めた『了』との党内手続きをしていない。正副議長でも議論していないのではないか」と指摘した上で、「議論していないことを個人の解釈で言うのは軽はずみだ」と述べた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







