藤井聡太名人が祝勝会に出席 「近代将棋の父」ゆかりの地を訪問2026年6月8日 20時10分編集委員・北野新太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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5月に閉幕した将棋の第84期名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ特別協賛)で防衛、4連覇を達成した藤井聡太名人(23)=竜王・王位・棋聖・棋王・王将と合わせ六冠=が8日、千葉県野田市で開かれた祝勝会に出席した。藤井聡太の変化 「完璧な将棋」を捨てて手にした「完全な勝利」 野田市では9、10日に名人戦第6局の実施が予定されていたため、祝勝会はその代替イベントとして、同市が地元共催する形で催された。 花束を贈呈された藤井名人は「将棋の奥深さ、楽しさ、適切な針路を定めて構想を組み立てていく難しさを実感するシリーズでした」と振り返り「今期の経験を生かして、来期、皆様により面白い将棋をお見せできるように取り組んでいきたいと思います」とあいさつした。 七番勝負の振り返りでは防衛を決めた第4局を解説。さらに記念品の抽選会や撮影会にも参加し、約150人の来場者と交流した。 会に先立ち、野田市出身の関根金次郎十三世名人(1868~1946)の功績を顕彰する記念館を訪問した。 関根十三世名人は、江戸時代から続くタイトル「名人」を世襲や推挙ではなく、勝負によって決める実力制名人への移行に実現させた棋士で「近代将棋の父」とも呼ばれている。 所蔵品や資料を食い入るように見つめていた当代の名人は「関根十三世名人が実力制名人への転換を決断され、近代将棋界の礎を築かれた。当時の新聞の棋譜をじっくり眺めると、現代に通じる感覚、読みの一端を見ることができました」と先人から学んだ様子だった。 名人通算5期獲得を目指す来期は永世名人の資格獲得が懸かる七番勝負になる。再び防衛すれば、二十世名人となって関根十三世名人から続く大名人の系譜に名を連ねることになる。藤井聡太名人の祝勝会、野田市で名人戦振り返る【第84期将棋名人戦】有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人北野新太文化部|囲碁将棋担当専門・関心分野囲碁将棋関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






