ストーリー第1回地図も読めない時刻表も知らない 24歳がスマホを置いて旅に出たら小林日和印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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旅にスマートフォンは欠かせない。行き先を調べ、経路を確認し、天気を知る。宿をとり、食事を決め、支払いだってスマホ。若い世代は「映える写真」をSNSに投稿するのが旅の目的という人も多い。 では、この情報化時代にスマホを置いて旅したら? 紙の地図も時刻表も読めないデジタルネイティブの記者(24)は、そんな「実験」を思い立った。すると上司(42)が言った。「じゃあ、目的地は当日決めましょう」ルポ オフライン人工知能の発達やSNSの浸透で、インターネットがあれば何でもできる気がする時代です。では、ネット無しで私たちは何ができるのか。オンライン全盛の時代に、あえて「オフライン」に挑みました。 出発の朝、朝日新聞横浜総局のオフィスで、上司に旧千円札を渡される。何かと思ったら「これ、撮ってきて」。お札の裏には湖に富士山が映る風景が描かれていて、そこが目的地だと気づいた。 午前10時、スマホの電源を切って封筒に入れ、現金5万円を入れた財布を手に会社を出たが、どこへ向かうべきかが分からない。 スマホがあれば一瞬だなと思いつつ、まず山梨県の富士五湖が思い浮かんだ。国内外の観光客に人気の河口湖か、逆さ富士で有名な山中湖か。どちらかだと予想し、必需品をそろえるため横浜駅に向かう。久しぶりに券売機で切符を買った。まずはガイドブック 本屋でガイドブックと時刻表を、家電量販店で使い切りカメラを買う。スマホがあれば不要だが、今はこれらが頼り。必要な物を一つずつそろえていく感覚が新鮮だ。 横浜駅で行き先を考えた。ガ…この記事は有料記事です。残り2584文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







