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サイバー攻撃受けた病院はいま(下) 2022年にサイバー攻撃を受け、2カ月余りにわたって診療体制の縮小を余儀なくされた大阪急性期・総合医療センター(大阪市)は経験をふまえ、対策の先導役になろうと精力的な取り組みを続けている。「ピンチをチャンスに」と、医療DXの推進にもつなげてきた。医療機関のサイバーセキュリティー対策について語る大阪急性期・総合医療センターの森田孝・医療情報部長=2026年3月30日、大阪市、藤谷和広撮影 センターがランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃を受けたのは22年10月。電子カルテの使用や診療報酬の計算ができなくなり、外来診療に加え、救急患者の受け入れや緊急以外の手術を停止した。通常の診療体制に戻ったのは、翌年1月だった。 センターが攻撃を受けたちょうど1年前、徳島県つるぎ町立半田病院もランサムウェアによる被害を受けた。医療機関を標的としたサイバー攻撃が相次いだことから、厚生労働省は23年にサイバーセキュリティー対策のチェックリストを作成。医療機関に対応を求めてきた。病院は「困っている」 ただ、センターの森田孝・医…