インタビュー米国に迫る債務危機「もはや安全ではない」 数年以内に起き得るのは聞き手・笠井哲也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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日本で、米国で、政府の借金が膨らんでいる。危機など起こらない、きっと大丈夫。そんな楽観論もなくはない。だが、米国を代表する経済学者の一人で、昨年「ドル覇権が終わるとき」を著して警鐘を鳴らした債務問題の専門家、ケネス・ロゴフさんは言う。金利が上昇に転じた今、米国に債務危機が迫っている――と。世界で最も裕福な米国で一体、何が起き得るのだろう。 ――米国政府が抱える債務は計40兆ドル(約6400兆円)近くに膨らみ、国内総生産(GDP)の120%を超えます。これを問題視していますね。 「断っておきますが、私は『Our Dollar, Your Problem(邦題:ドル覇権が終わるとき)』を書くまで、米国に債務危機が訪れるとは考えていませんでした。極めて大きな債務を抱える国は、金融危機やパンデミックなどに財政刺激策を使って対応することに消極的になるため、経済成長が鈍化する傾向にあるとは論じてきましたが」 「しかし、本を執筆するなかで、米国に何らかの債務危機が起こることが避けられないという見解に至りました。なぜなら、米国の政治システムが債務の増加に対応できないからです。経済の問題ではありません」 ――どういうことでしょう。 「米国は世界最大の債務国で…この記事は有料記事です。残り4419文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする









