【動画】台風6号 東京各地の河川の様子 ※安全に配慮して撮影しています
[PR]
大型の台風6号は3日、近畿から東海、関東の太平洋側を東に進んだ。気象庁によると、午後4時時点で千葉県銚子市の東南東にあり、今後は速度を落としながら日本を離れ、4日に温帯低気圧に変わる見込みだ。発達した雨雲は次第に遠ざかるが、東日本と東北の太平洋側では、断続的に強い雨の降る恐れがあるという。台風接近、我が家はいつ危険に? ひと目でわかる気象庁サイト活用法 3日は関東など各地で大雨や土砂災害、氾濫のレベル4危険警報が相次いだが、午後3時過ぎまでに全てのレベル4が解除された。 静岡県伊豆地方と神奈川県東部では3日朝、非常に激しい雨が同じ場所で降り続く「線状降水帯」が相次いで発生した。目黒川、神田川などでレベル4【動画】台風6号 東京都内でも各地で川が増水 目黒川や神田川では「レベル4」の警報も ※安全に配慮して撮影しています 東京都心では3日午前9時42分までの1時間に43.5ミリの雨が降った。都内では3日朝、善福寺川、野川・仙川、目黒川、神田川で、レベル4氾濫危険警報が出された。このほかレベル4土砂災害危険警報が品川区と大田区、レベル4大雨危険警報が品川区に出された。横浜市や川崎市などにもレベル4大雨危険警報が出た。 東京都品川区や豊島区、神奈川県の川崎市や横須賀市、千葉県市川市など、3都県で少なくとも計165万人に避難指示が出された。 台風によるけが人や建物被害は、朝日新聞社の午後5時時点の集計で重傷が鹿児島県と沖縄県で各1人、軽傷・軽症が沖縄の16人をはじめ全国で計25人、半壊1件、床上浸水15件、床下浸水60件。 3日午前11時ごろ、静岡県河津町見高の伊豆急行線今井浜海岸駅付近ののり面が崩れ、土砂が線路や付近の住宅少なくとも2棟に流れ込んだ。けが人や建物の損壊は確認されていない。伊豆急行はこの日、台風の影響を見込んで終日運転を取りやめており、復旧に数日かかる見通しとしている。 台風6号は3日午後4時には千葉県銚子市の東南東約90キロにあり、時速約50キロで東北東に進んでいる。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートル。和歌山県古座川町など最高のレベル5「緊急安全確保」 台風6号は3日明け方に和歌山県南部に上陸し、気象庁は午前5時35分、和歌山県を流れる古座川にレベル5氾濫(はんらん)特別警報を出し、午前9時前にレベル2氾濫注意報に切り替えた。和歌山県によると、避難情報で最高のレベル5にあたる「緊急安全確保」が古座川町と串本町の一部地域で発令された。対象になったのは、串本町の755世帯1149人、古座川町の862世帯1672人。古座川町によると、3地区で古座川の水が堤防を越えて氾濫し、高瀬地区では住宅の床下や車が水につかった。【動画】和歌山県南部に上陸した台風6号の影響で、レベル5氾濫(はんらん)特別警報が一時出た古座川の様子=菊地洋行撮影 ※安全に配慮して撮影しています未明に家の外に出たら…浸水で「別世界」 レベル5氾濫特別警報の町 徳島県阿南市は3日未明、一部地域の31世帯63人を対象に、緊急安全確保を出した。市消防本部によると、床上浸水で住人が避難できなくなり、2棟の計4人を救助した。このうち90代女性を病院に搬送したが、外傷はなく意識はあったという。 12時間降水量の最大値では、三重県尾鷲市で明け方までに478.5ミリを観測した。午後5時現在、尾鷲市など全国56地点で6月の観測史上最多を更新した。新しい警報・注意報のポイント解説 数字の意味は?何が出たら避難?【動画】東京都稲城市でマンホールから水があふれ通行止めになる様子=田中圭撮影マンホールから水噴き出す 台風6号による大雨の影響で、東京都稲城市では3日午前、交差点にあるマンホールから水があふれて、路面のアスファルトが盛り上がった。稲城市消防本部によると、雨水が大量に流れ込んだことが原因とみられている。 現場は京王よみうりランド駅近くの通称「よみうりランド通り」と呼ばれる都道。丁字路の交差点にあるマンホールから、茶色く濁った水が勢いよく噴き出し、道路に水があふれ出していた。作業員らが土囊(どのう)を積んだり、排水したりするなど対応に追われていた。 稲城市消防本部によると、けが人や付近の住宅などへの被害はないという。現場付近では車の通行が制限された。JR東では運休、空の便も欠航 台風6号の接近により、JR東日本は3日、湘南新宿ラインの大宮―小田原間と池袋―逗子間、東海道線の小田原―熱海間を始発から運休している。総武線の佐倉―銚子間は終日運休し、青梅線の青梅―奥多摩間は始発から午後8時ごろまで、中央線は高尾―富士見間で始発から午後3時ごろまで運転をとりやめる。 管内を走る特急のうち、伊豆方面に向かう「踊り子」や「サフィール踊り子」、房総方面に向かう「わかしお」「さざなみ」などは全区間で始発から運休している。中央線の特急「あずさ」「かいじ」なども、中央線の運転とりやめに合わせて一部運休する。成田エクスプレスも始発から夕方までを中心に、一部運休する。 JR東海によると、東海道新幹線は始発から運行しているが、午前中を中心に長時間の運転の見合わせや緊急の運休が生じる可能性がある。 空の便については、全日空(ANA)が羽田などを発着する国内線計232便、国際線計55便を欠航し、日本航空(JAL)は国内線計292便、国際線計37便を欠航する。【動画】台風6号が接近した3日、東京都杉並区を流れる善福寺川などでレベル4氾濫(はんらん)危険警報が出された=金居達朗、吉田耕一郎撮影台風接近、各地で鉄道運休 新幹線は見合わせ可能性も計画運休せず








