スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島で2026年5月10日、航空機に乗る前に消毒を受けるハンタウイルスの集団感染が起きたクルーズ船の乗客=AP

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大西洋を航行中のクルーズ船で、ネズミなどのげっし類が媒介する「ハンタウイルス」の集団感染を世界保健機関(WHO)が確認してから2日で1カ月がたった。これまでに乗員乗客11人の感染と2人の感染の疑いが確認され、うち3人が死亡した。一方で、乗員乗客以外の感染者は確認されておらず、WHOは「世界的な感染リスクは低い」としている。クルーズ船で注目ハンタウイルス コロナとの違いは?専門家に聞いた WHOによると、クルーズ船の乗客と船外で接触した可能性のある人も含め、5月22日時点で約30カ国・地域の600人以上が経過観察の対象となっている。 ハンタウイルスの潜伏期間は最大6週間とされ、下船後に隔離された乗客のうち、これまでにスペインやオランダなどで5人の感染を確認した。 感染者と船外で接触後に似たような症状が出て、検査を受けた人も複数いたが、いずれも後に陰性と判明したという。乗客らの経過観察はいまも続いているが、WHOはヒトからヒトへの感染は限定的だと指摘している。クルーズ船での集団感染、どう対処したか WHOがハンタウイルス感染…