会談に臨む小泉進次郎防衛相(右)とフィリピンのテオドロ国防相(左から2番目)=2026年5月31日、シンガポール、清宮涼撮影

[PR]

シンガポールを訪問中の小泉進次郎防衛相は31日、フィリピンのテオドロ国防相と会談した。海上自衛隊の「あぶくま」型護衛艦について、退役後に速やかに輸出する方向で議論を進めることで、大筋合意した。 あぶくま型護衛艦は就役から30年以上が経ち、防衛省は全6艦を順次、退役させる方針だ。テオドロ氏は31日、「おそらく5隻が輸出され、就役は1~2年後になるだろう」と記者団に述べた。 海自の練習機「TC90」1機についても、2027年度中の輸出に向けて調整する。 さらにフィリピンは、陸上から敵を迎撃する日本の88式地対艦誘導弾にも関心を示している。小泉氏はこれも念頭に、「他の装備品の移転可能性についても議論を進めていくことを確認をした」と記者団に語った。 中国が南シナ海などで海洋進…