ストーリー2026年5月30日 18時24分藤野隆晃印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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ラグビーのリーグワンは上位6チームによるプレーオフの準決勝1試合が30日、東京・秩父宮ラグビー場であり、レギュラーシーズン1位の神戸が4位の東京SGに69―23で大勝し、初の決勝進出を決めた。31日にある2位埼玉と3位東京ベイの勝者と、頂点を争う。左腕に腕章 この試合で最も活躍した選手として表彰された神戸のSH上村樹輝の左腕には、喪章が巻かれていた。京都工学院高の出身。前身となる伏見工高の礎を作った山口良治さんが29日に亡くなったことを、悼むためだ。 テンポの良い球さばきで攻撃のリズムを作り、相手防御の的を絞らせない。味方選手へのサポートも的確で、後半3分には抜け出した味方からパスを受けトライも決めた。23歳ながら、初優勝を狙う神戸の心臓部を担っている。 順調な競技人生だったわけではない。帝京大時代は、同期のSHに埼玉の李錦寿がいたこともあり出場機会に恵まれず、公式戦から縁遠いDチームでプレーしていたこともあった。 支えになったのが、山口さんの「信は力なり」という言葉だ。「心が折れそうな時が何回もあった。でも、自分を信じることができた」。活躍できる日が来ると腐らずに練習し続けたことが、今季の躍動につながっている。「スクール☆ウォーズ」の山口良治さん 生徒を信じた「情の人」 母親がドラマの「スクール☆ウォーズ」を家で流していた。松田力也(トヨタ)が伏見工でプレーしていた姿にあこがれ、進学先を決めた。山口さんが生み出したものは、校名が変わった後に入学した上村にも息づいている。 6月7日の決勝では、前身のトップリーグ時代以来となる7季ぶりの日本一がかかる。「いつも通り、やることを100%でやりきりたい」。自分を信じることが結果への近道だと知っている。ベテランは残り1試合 頂点には届かなかった。日本代表で長く活躍し、今季限りでの引退を表明している東京SGのSH流大とCTB中村亮土。8季ぶりの日本一を目指していたが、ボールを保持する時間を作れず大敗した。流は「なすすべがなかった」。残すは3位決定戦のみ。功労者たちは有終の美を飾れるか。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤野隆晃スポーツ部専門・関心分野スポーツ、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






