女性騎手初のクラシックレース参戦 今村聖奈が挑む歴史的なオークス2026年5月23日 7時30分松本龍三郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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24日にある競馬のGⅠオークス(東京競馬場、芝2400メートル)に、22歳の今村聖奈騎手=栗東・寺島良厩舎(きゅうしゃ)=が初めて挑む。5大クラシックレース(桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー、菊花賞)に中央競馬の女性騎手が臨むのは史上初。「チャンスがある馬で挑めるので、より一層力が入る。少しでもいい結果を出したい」と意気込む。ルーキー時代の今村聖奈 女性騎手の評価を覆した「反骨心」 またがるのは、寺島厩舎のジュウリョクピエロ(牝(めす)3歳)。4月、牝馬(ひんば)3冠の初戦・桜花賞と同日にあった忘れな草賞(阪神競馬場、芝2000メートル)で素質が花開いた。後方追走から勝負どころの4コーナーで一気に加速し、最後の直線で先行勢をまとめてかわした。 昨年9月のデビュー戦はダートで勝利を挙げており、芝コースの実戦はこの日が2走目。出走14頭中7番人気が見せた走りは、オークスの有力候補と呼ぶにふさわしいパフォーマンスだった。 「普段はずっとおっとりしている」と今村騎手が言う栗毛は、父が三冠馬オルフェーヴル、祖母はダート重賞の勝ち馬だった。「手足がすごく軽くてスレンダー」。芝向きな体形ではあったが、祖母の血統背景もありダートでデビュー。今村騎手を背に白星発進を果たした。 その後は地方競馬のダート重賞で敗戦し、一度は別の男性騎手に乗り代わった。「成績が上の人に依頼が行く世界。悔しかった」。ただ、次走でも結果が出なかったため、再び今村騎手に依頼が巡ってきた。 年明け、初の芝レースでは出走7頭中最下位人気ながら、残り200メートルから瞬発力を引き出し、鮮やかな差し切り勝ちへ導いた。そして、忘れな草賞での連勝へとつながった。 今村騎手の今年の勝ち鞍(くら)は5勝。ランキングでは60位台にいる。厳しい見方をすれば、GⅠの騎乗依頼がある騎手の実績にはほど遠い。「たまたまこうして出会えたからこそ乗れているわけで、自分の実力で乗れているとは当然思わないですし、彼女(ジュウリョクピエロ)の能力に見合っていないと思っています」。それでも、馬主や調教師らの理解と期待があるからこそ、大きなチャンスを手にした。 「彼女がいてくれたからこそ、(参戦が決まってからの)1カ月はモチベーションもすごく上がった状態で臨めた」と今村騎手。GⅠ騎乗は今回が3度目だ。「レースを楽しみたい」というデビュー5年目に、余計な重圧はない。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人松本龍三郎スポーツ部専門・関心分野競馬、バスケットボール関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする