2026年5月20日 15時30分河村能宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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音楽配信やカラオケ、放送などで利用された楽曲の著作権使用料の分配額が2025年度に最も多かった作品は、Mrs. GREEN APPLEのヒット曲「ライラック」だった。日本音楽著作権協会(JASRAC)が20日発表した。2位は「川の流れのように」、3位は「Bling―Bang―Bang―Born」だった。 JASRACは、毎年、使用料の分配額が多かった作品の作詞者、作曲者、音楽出版社をJASRAC賞として表彰している。この日、東京都内で贈呈式が開かれ、歌手の氷川きよしさんが登場し、2位となった「川の流れのように」を熱唱し、式典を盛り上げた。歌唱前、氷川さんは「たくさんの方が『川の流れのように』を聴いて、励まされてきた。私もその一人。言葉一つ一つに説得力があって、ひばりさんに背中を押されているような、そんな感覚で聴いてきた」と話していた。 「川の流れのように」は、美空ひばりさんの代表曲で知られる昭和の名曲だが、「サントリー生ビール」のCMに継続起用されたことで25年度にまとまった分配金が支払われたという。CMは、23年度にはMONGOL800のキヨサクさんが、24年度にはアイナ・ジ・エンドさんがそれぞれ歌ったカバーを流していた。 1位の「ライラック」は、ビルボードジャパンが発表する25年の総合ソング・チャートで年間1位を記録したほか、音楽配信サービス「Spotify」の25年の「年間ランキング」でも国内1位となるなど大ヒットした。 また、海外の著作権管理団体からの入金が最も多かった国内作品は「NARUTO―ナルト―疾風伝 BGM」で、この部門では8回目となった。世界各地でアニメが視聴される人気が背景にあるという。分配額が最も多かった外国作品は、オールナイトニッポンのテーマ曲で知られる「BITTERSWEET SAMBA」で、CMに起用されたことも影響したという。 JASRACによると、25年度に分配対象となった楽曲は、406万6661曲で、分配の対象となった権利者数は、著作者が11万9298人、音楽出版社が3330社だった。また、121の外国団体を通じて、世界各地の56万8990人の著作者、6万4267社の音楽出版社に使用料が分配されたという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする