中期経営計画の内容を説明する日本政策投資銀行の地下誠二社長=2026年5月15日午前10時12分、東京都千代田区、笹井継夫撮影

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政府系金融機関の日本政策投資銀行は19日、2030年度までに、国内企業の生産拠点の統廃合やM&A(合併・買収)などに3兆円を投資すると発表した。海外で有事の場合、国内で重要物資の生産を続けられるだけの規模や体力を、日本企業が持つことをめざす。 この日の決算会見で、26年度からの5年間の新しい中期経営計画を発表した。出資などを通じて3兆円の「リスクマネー(資本性資金)」を企業に供給すると掲げた。返済順位が高い融資と異なり、企業はリスクマネーを資本とみなせるため、経営の健全性が高まり、安定して事業に資金を使える利点がある。 政投銀の地下(じげ)誠二社…