視点・解説中国は「台風の中心」を見つけたか 対トランプ氏「時が味方」の自信中国総局長・斎藤徳彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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【米中首脳会談への視点】中国総局長・斎藤徳彦米中首脳会談、結果はどうだったのか? 読み解く5つのポイント アメリカからの輸入を増やす低めの要求には応じても、イラン情勢での行動を確約するといった具体的な成果は乏しい。代わりに打ち出されたのは「建設的な戦略的安定関係」という、中国が好む抽象的な概念だ。「中米関係の安定こそが目的」(国有シンクタンク研究者)としてきた中国側のペースで会談が進んだことを象徴する。 今年に入ってベネズエラ、イランと軍事行動を続けざまに起こしたトランプ大統領を招く意欲を、中国は一貫して見せてきた。3月末の予定が、イラン情勢の都合で急きょ延期されたにもかかわらず、だ。国際情勢がトランプ氏に振り回される中、自国だけは当のトランプ氏を相手取って穏やかな関係につなげられるという、「台風の中心」にも似た場所を見いだしたかのようだ。 その様子は、トランプ氏が脅すように中国への関税を引き上げ続けた昨春の光景とは一変した。レアアース(希土類)の輸出規制をてこにした反撃で、米国は矛をおさめ、関税合戦が再燃する可能性は今や低い。「世界で唯一、米国と対等に交渉できる」との自信が習近平(シーチンピン)指導部で深まる。現実が背を押す「東昇西降」の信念 世界各国の対応が、その自信…この記事は有料記事です。残り731文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人斎藤徳彦中国総局長専門・関心分野国際経済、中国の経済・政治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
















