編集委員・岡崎明子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

医師がロボットアームを操作して行うロボット支援手術で、女性外科医の執刀機会が男性より少なく、その差がキャリアの中盤以降に現れることが、東京大学などの研究でわかった。研究チームは、新しい手術技術を経験する機会の格差が、その後のキャリア形成に影響する可能性があるとしている。 研究結果は米医学誌「Surgery」に掲載された(https://doi.org/10.1016/j.surg.2026.110441)。 研究チームは、日本の手術の95%以上を網羅する全国規模のデータベースを用いて、2023~24年に行われた胃がんの手術約4万8千件と、直腸がんの手術約3万8千件を分析した。 手術方法には大きく分けて、腹腔(ふくくう)鏡手術と開腹手術、ロボット支援手術(以下、ロボット手術)がある。 分析の結果、女性外科医が執刀した割合は、腹腔鏡手術や開腹手術の8~12%に比べるとロボット手術で低く、胃がんの手術では4%、直腸がんの手術では5%だった。 また、ロボット手術の執刀件数を医師免許を取得後の年数で比較すると、男性外科医では経験年数が増えるにつれ件数が増えた一方で、女性外科医ではそのような傾向はみられなかった。男女差は医師免許取得から約10年で目立つようになった。経験の格差、キャリアにも影響 研究チームはこれまで、女性…この記事は有料記事です。残り578文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人岡崎明子編集委員|イチ推しストーリー編集長専門・関心分野医療、生きづらさ、ジェンダー、働き方関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする