岡崎祐仁 上野創印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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親子で平和について考えるイベント「横浜ピース・フェスタ」が12日、横浜市役所で開かれた。小学生までの子どもや親、祖父母ら約250人が参加した。広島原爆を考えるプログラムでは31人が共に学んだ。 「81年前に何があったか、知っとる?」 広島の大学に通う山中彩也花さん(20)は、会場に語りかけた。その後、1945年8月6日の広島の写真を紹介。スクリーンに、中国新聞社の写真部員だった松重美人さんが撮影した白黒写真が映し出された。目の前の惨状 「あなたならどうする?」 出勤前に自宅で被爆した松重さんは、手持ちのカメラで5枚の写真を残した。紹介されたのはその1枚目。爆心地から約2.2キロの御幸橋で撮られたものとされている。 道ばたに座る人、応急手当てをする人、髪がちりちりになった人が写る。「悲惨な光景を撮っていいのか」とためらい、心で謝りながらシャッターを押した、という松重さんの言葉を山中さんは紹介し、「みんなが松重さんだったら、写真を撮る? 撮らない? 別の行動をする?」と問いかけた。 参加者は松重さんと自分を重ね、話し合った。マイクを向けられた藤沢市の小学6年生、菅野波瑠さん(11)は「松重さんが撮ってくれてすごいなと思った」と感想を語った。25秒間の「ザザザ」 核兵器の数に驚き イベントでは、過去を振り返るだけでなく、核兵器を巡る現在の世界情勢もテーマとなった。 山中さんは、地球上に1万2千発以上の核兵器があることを紹介した。そして、プラスチックケースに同数の白いBB弾を用意。参加者が目を閉じると、四角いスチール缶に注ぎ込んだ。 「想像してください。1945年8月6日、広島。8月9日、長崎。いま世界にある核兵器、1万2千発――」。ザザザと弾が落ちる音が25秒間、会場に響き続けた。 祖父と母と来ていた横浜市保…この記事は有料記事です。残り673文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人上野創横浜総局専門・関心分野教育、不登校、病児教育、がん、神奈川県、横浜市関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






