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病原菌や化学物質などに汚染されて安全でない食品を食べたために、世界では1年に8億6600万人が病気になり、152万人が亡くなっている――。世界保健機関(WHO)が食品由来の疾患に関する推計値を発表した。被害の大きさは、結核やエイズウイルス(HIV)、マラリアと同じ程度だという。 食品を食べたことで発生する病気について、ウイルス、細菌、寄生虫、化学物質など42の要因を分析対象に選んだ。論文や専門家の意見を収集し、数理モデルで推計した。 病気の発生のうち、細菌やウイルス、寄生虫など生物学的要因によるものが約8億6千万件と、ほとんどを占めた。一方、死亡者数の73%は化学物質によるもので、特に無機ヒ素と鉛が関連していた。この理由について、WHOは無機ヒ素と鉛が「主に心疾患やがんのリスクを高めるため」と説明している。 また、5歳未満の子どもは…この記事は有料記事です。残り475文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人大村美香くらし科学医療部|食と農専門・関心分野食と農関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする