国営通信社(NNA)によると、イスラエルは土曜日の早朝、「南部への攻撃を激化させた」という。

報道によると、この空爆により住宅が破壊され、緊急救助隊が瓦礫の撤去や負傷者の病院への搬送にあたっているという。

ベイルート:レバノンの国営メディアによると、土曜日の早朝、同国南部でイスラエルによる空爆があり、7人が死亡した。これは、6月の合意によりイスラエルとヒズボラ間の敵対行為が一時沈静化して以来、最悪の犠牲者数となった。国営通信社(NNA)は、イスラエルが土曜日の早朝に「南部への攻撃をエスカレートさせた」とし、「アンサール村の郊外にある住宅に対して敵の戦闘機が発動した空爆により、7人が死亡、3人が負傷した」と報じた。同通信社によると、この空爆で住宅は全壊し、救急隊員らが瓦礫の撤去や負傷者の病院への搬送にあたっているという。イスラエル側は、この空爆は南部のヒズボラ関連施設を標的としたものだと主張した。しかし、レバノンの首相は土曜日、自国の領土におけるレバノン国民の安全については交渉や妥協の余地はないと述べ、レバノン国内に軍事施設が存在したとしても、イスラエルに同国の領土を侵犯する権利は生じないと付け加えた。同首相は、仮にそのような施設が存在したとしても、それに対処する責任はもっぱらレバノン国家にあるとし、レバノン南部での空爆で死亡した人々をイスラエルが「軍事インフラ」と表現したことを退けた。また首相は、南部におけるイスラエルの軍事行動の激化が、安定回復に向けた取り組みを損なっていると警告した。ヒズボラは3月、支援国であるイランを支持してイスラエルへロケット弾を発射し、レバノンを中東戦争に巻き込んだ。イスラエルはこれに対し、大規模な空爆と地上侵攻で応戦し、レバノン当局によれば、これにより4,300人以上が死亡した。6月に中東戦争全般に関する米・イラン間の了解覚書が調印され、同月下旬には米国が仲介したレバノンとイスラエルの枠組み合意が成立して以来、暴力行為は大幅に減少している。しかし、レバノンでは依然として断続的なイスラエルの空爆が報告されており、時折死傷者を出しているほか、南部の村や町では民間建築物が広範囲にわたり破壊されている。NNA通信は、「アンサールとザラリヤの間の谷間も空爆を受け、これは2ヶ月前の停戦以来、この地理的な深部で初めてのことだ」と報じた。また同通信社は、「イスラエル軍用機が、ナバティエ地区を見下ろす戦略的な丘であるアリ・アル・タヘル尾根を標的とした一連の空爆を実施した」と報じ、同地でのイスラエル軍による砲撃も伝えた。同通信社によると、イスラエル軍は国境近くのビント・ジュベイルの町で住宅を爆破した。イスラエル・レバノン間の枠組み合意には、ヒズボラの武装解除、レバノン南部からのイスラエル軍の段階的な撤退、そして「パイロットゾーン」から開始されるレバノン軍への同地域への展開が含まれている。金曜日、ヒズボラのナイム・カセム指導者は、レバノン当局がこの合意を実施することで、同国の軍隊に不当な圧力をかけていると非難した。「レバノン軍の守護者となるべき立場にあるにもかかわらず、なぜ軍を砲撃やイスラエルの圧力にさらし、このような屈辱を続けさせているのか」とカセム氏は述べた。今週、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、国連平和維持軍の任務が今年で終了するにあたり、レバノンに国際部隊を駐留させ続けるよう国連に要請し、「平和維持軍は、民間人への攻撃や人権侵害に対する極めて重要な抑止力である」と述べた。– AFP通信