右ひじ手術から再起 敦賀気比の五十子選手「甲子園でまた投げたい」2026年8月15日 6時00分八百板一平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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(15日、第108回全国高校野球選手権大会3回戦 敦賀気比―智弁和歌山) もう一度、あのマウンドに立ちたい――。 敦賀気比(福井)の五十子(いがっこ)李壱(りいち)選手(3年)は、そんな思いを胸に、この夏、甲子園にやってきた。 スライダー、カットボール、スプリットを操り、制球力がある。 新2年生で臨んだ昨春の選抜大会では快投を見せた。 2試合に登板し、15回3分の1を無失点に抑えた。 甲子園のマウンドに立ち、「体が震えた」という。 右ひじに異変を感じたのは、昨年6月の北信越大会の初戦だ。 得意のスライダーが曲がらず、大量点を奪われた。 医師の診断は右ひじの靱帯(じんたい)断裂だった。 昨年8月に、右ひじの内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。 キャッチボールもできない期間が続いた。 失意のなか、新チームでエースになった鶴田啓人投手(3年)から相談を受け、得意のスライダーの握りを教えた。 「ライバルだけど、仲間。同じ投手として応えたかった」と振り返る。 打撃を買われ、この夏は福井大会の全4試合に右翼手として出場した。 甲子園での初戦の横手(秋田)戦では、8番・右翼手として出場し、適時打を放った。 「野手として試合に臨む、切り替えはできている」という。 当初は、自分が安打を打つことに意識が向いていたが、試合を通じて、チームバッティングを心がけるようになったという。 それでも、マウンドへの思いは特別だ。 ひじのけがと手術を乗り越え、福井大会の準決勝で、救援投手として、久しぶりに登板した。 1回を投げて2失点と、物足りない結果だったが、投げられたことがうれしかった。 「自分はやっぱりピッチャー。野球は投手が投げないと始まらない。試合が動く、その感じをマウンドで味わいたい」 甲子園入り後は、ブルペンでの投球練習をしている。 「チャンスがあれば、最高の投球を披露したい」有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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