同鉱山は年間約50万オンスの金を生産しており、エジプト経済に毎年数億ドルの収益をもたらしている

カイロ:エジプト最大の金鉱山で落石事故が発生し、作業員1人が死亡、5人が負傷したと当局が日曜日に発表した。事故現場周辺の操業は、調査が完了するまで停止されている。石油省が発表した声明によると、事故はエジプト東部砂漠地帯にあるスカリ金鉱山の「地下採掘区画内のトンネル内」で発生した。負傷した作業員らは、紅海沿岸のリゾート地マルサ・アラムにある病院に搬送された。 同省によると、初期の医学的評価では、負傷者の容体は安定しているという。声明によると、カリム・バダウィ石油相は、事故を調査し、原因を特定するとともに、同鉱山の安全衛生手順を見直し、同様の事故を防ぐための対策を提言する委員会の設置を命じた。マルサ・アラムから南西に約30キロメートル(19マイル)に位置するスカリ鉱山は、エジプト政府とアングロゴールド・アシャンティ社の合弁企業であるスカリ・ゴールド・マインズ社が運営している。アングロゴールド・アシャンティ社は2024年に、同鉱山の以前の運営会社であったセンタミン社を買収した。同鉱山は年間約50万オンスの金を生産しており、エジプト経済に毎年数億ドルの収益をもたらしている。また、鉱業部門の拡大と外国資本の誘致を目指す政府の取り組みにおける旗艦プロジェクトとも見なされている。エジプトでは、大規模で近代的な鉱業活動が主にスカリ金鉱山に集中しているため、鉱山事故は比較的まれである。