視点・解説【開票ライブ】和歌山市長選、尾崎氏が初当選 保守分裂の混戦を制す2026年8月9日 7時00分(2026年8月9日 23時49分更新)印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【開票ライブ】和歌山市長選

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和歌山市長選は9日に投開票され、無所属新顔で前県議の尾崎太郎氏(61)が初当選を果たした。いずれも無所属新顔で、前市議の浜田真輔氏(64)、前市議の芝本和己氏(58)、前県議の片桐章浩氏(64)、映像会社取締役の幸前(こうぜん)青空(そら)氏(25)と、無所属で元市長の旅田卓宗氏(81)は及ばなかった。当日有権者数は29万3770人。投票率は37・04%(前回31・54%)。 市長選をめぐっては、尾崎氏と浜田氏が自民党県連の推薦候補の最終選考に残ったが、自主投票となった。他の政党や多くの労働組合も特定の候補者を推薦しなかった。 尾崎氏は、市議と県議として計27年間、和歌山の政治に関わってきた実績をアピール。「笑顔あふれる和歌山市」を合言葉に、地域産業の振興プロジェクトや、市内を流れる五つの川を浄化して干潟をよみがえらせ、ラムサール条約登録を目指すことなどを訴えた。 父の故・吉弘さんは元市長。出陣式では「父の背中に追いつこう。一人前の男になろう。そう決意して市長選に立候補した」と述べていた。 尾崎氏はこれまで世耕弘成衆院議員(和歌山2区)と連携してきた。尾崎氏の陣営には、世耕氏に近い立場の地方議員らが多く集まり、組織戦を展開した。 浜田氏は、「皆さんの声に耳を傾ける、誠実な市政を実現する」と、対話重視の姿勢を強調。農水産業を支える担い手の育成や空き家対策、安心できる子育て支援など、様々な政策にバランスよく目を配るのが市長だ、と支持を呼びかけた。 芝本氏は、和歌山市にあるものをつなぎ、循環させる「まるごと、地産地消」がキャッチフレーズ。社会福祉士などの福祉系資格を生かして福祉政策に力を入れてきた経験から「一人ひとりの声に耳を傾ける」とした。 旅田氏は、市長選には20年ぶりの挑戦。外出の困難な人のためにタクシーのようなミニバスを全市に走らせることなどを掲げ、働く場所を倍増させて人口50万人都市を目指し「おもろい街にしよう」とアピールした。 片桐氏は、「尾花市政の継承」を強調。和歌山に一番足りないのは雇用と経済政策だとして、新産業の誘致の必要性を訴えた。オンデマンド乗り合いバスの導入など公共交通の充実にも取り組み「かっこいい和歌山をつくりたい」と主張した。 幸前氏は、若者の就職や企業、地域活動の支援や高卒人材が活躍できる環境づくりなどを掲げた。「圧倒的な行動力でしがらみゼロの市政を目指す」と強調した。和歌山市長選の開票結果(開票終了)尾崎太郎氏 30,215 当片桐章浩氏 22,998浜田真輔氏 22,431旅田卓宗氏 14,039芝本和己氏 9,145幸前青空氏 7,136和歌山市長選挙の候補者はどんな人? 経歴や政治への思いを紹介 朝日新聞は9日午後9時半ごろから、ユーチューブで和歌山市の政治風土や市政の課題、市長選の結果を伝えるライブ配信をした。 市長選を取材している白木琢歩記者と、林尚行・DEEP POLITICS編集長が出演し、MCは朝日新聞ポッドキャストの岸上渉が務めた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません