2026年8月8日 6時00分岩佐友印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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(7日、サッカーJ1 鹿島アントラーズ4―3横浜F・マリノス) Jリーグの新時代を予感させるゴールで、シーズンの幕が開けた。 前半7分、横浜Mの右クロスに合わせたのは、この日JリーグデビューしたFW三井寺(みいでら)真。リーグ史上2番目に若い16歳4カ月5日での得点で先行すると、巧みなボールタッチで2点目と3点目の起点にもなった。「伸び伸びといつも通りにプレーできた」。新星が堂々たるプレーで躍動した。「サッカーで日本一、勉強で東大を」 塩貝健人を育てた監督の指導論 リーグ初年度の1993年からJ1の座を守り続ける名門対決。リーグ戦史上最多となる6万3960人の観客が集まり、華やかなセレモニーで船出を祝った。 一方で、夏開幕への移行にはJリーグの危機感がにじむ。有望な若手が安い移籍金で欧州のクラブへと渡る例が後を絶たない。 ワールドカップ北中米大会の日本代表のうち今季Jリーグでプレーするのは2人だけ。その1人で、2025年シーズンのMVPに輝いた鹿島のGK早川は言う。 「このタイミングでリーグが変わり、より世界に近づく。全員が高い目標を持って、上を目指すところを見てもらいながら、Jリーグの良さを感じてもらいたい」 欧州主要リーグとの経営規模や競争力の差が広がる中、Jリーグは、国際的なカレンダーに合わせることで「世界から選ばれるリーグになる」ことを目標に掲げる。 24年ぶりにゴールデンタイムに地上波で全国生中継された試合。ピッチに立った若手は三井寺だけでない。鹿島は18歳のMF吉田湊海が先発し、19歳のFW徳田誉が逆転勝ちに貢献した。彼らを国内で見られる期間は長くないかもしれない。同時にリーグの魅力が高まれば、世界中の選手から選ばれる可能性も秘める。 この夜の熱気を日常につなげられるか。Jリーグの挑戦が始まった。監督「素晴らしい」 コリカ監督(M) 三井寺について「年齢は関係ない。今日の彼のパフォーマンスは素晴らしかった」。知念が古巣戦で存在感 横浜Mの先取点の起点になったのは、鹿島から加わったMF知念慶だった。中盤で鹿島のFW鈴木優磨に厳しく体を寄せて球を奪い、カウンターにつなげた。FWから守備的MFに転向した鹿島で1対1の守備を鍛え、2025年シーズンの優勝にも貢献。このオフに新たな挑戦の場として、横浜Mを選んだ。古巣との開幕戦で、持ち味を存分に発揮した。ロングソックスから始まった改革 「当たり前」の徹底が鹿島を変えた鹿島、王者の底力 鹿島が土壇場で王者の底力を見せた。2点をリードされた後半途中から次々と攻撃的な選手を投入。36分にFWレオセアラのゴールで1点差に迫ると、途中出場のFWチャブリッチが追加時間に2得点を挙げて、逆転勝ちした。試合後、鬼木監督は「最後まで足が止まらなかったことが大きかった」と選手たちの奮闘をたたえた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません








