東京:任天堂は木曜日、ビデオゲームの販売増や米国の関税還付に伴う臨時収入に支えられ、第1四半期の純利益が前年同期比で50%以上増加したと発表した。現行機種「Switch 2」の販売台数は伸び悩んでいるものの、「スーパーマリオギャラクシー・ザ・ムービー」の成功も、この日本のゲーム大手にとって明るい材料となった。任天堂は、2025年の発売時に世界最速の販売記録を樹立したゲーム機「Switch 2」向けの2つの新作ゲームの好調な業績を強調した。販売本数が800万本近くに達した『トモダチライフ:夢の生活』と『ポケモン ポコピア』の2タイトルはいずれも生活シミュレーションゲームであり、そのほっこりとしたゲームプレイは、ストレスの多い現代社会における癒やしとして評されている。任天堂によると、4~6月期の純利益は1,474億円(9億3,000万ドル)となり、前年同期比53.5%増となった。これは、ブルームバーグがアナリストを対象に実施した調査での予想値7,780億円を大幅に上回る結果だ。同社は通期の利益予想3,100億円を維持した。任天堂は、「ソフトウェアの販売本数が増加し、円安も進んだにもかかわらず、専用ゲーム機事業の総売上高は13.1%減少した」と説明し、その主な要因として『Switch 2』の販売不振を挙げた。同社は、2026~27会計年度における『Switch 2』の販売台数を1,650万台と見込んでおり、これは2025~26会計年度から約17%の減少となる。同社は5月、人工知能(AI)ブームによりメモリチップの価格が急騰していることを受け、本体の価格を引き上げると発表していた。「『Nintendo Switch 2』は発売から2年目を迎え……販売は引き続き好調だ。ハードウェアの勢いを維持し、ソフトウェアとセットで幅広い消費者の手に届くよう目指している」と、任天堂は木曜日に述べた。また、純利益の急増には「堅調なソフトウェア販売」や「米国関税の還付」などの要因が反映されていると付け加えた。同社は6月、1998年に発売され愛され続けているアクションアドベンチャーの名作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』をSwitch 2向けにリメイクすると発表していた。『時のオカリナ』は、ゲームメディアにおいて「史上最高のゲーム」の一つとして常に称賛されており、レビュー集計サイト「Metacritic」では99%のスコアを獲得している。UBSのアナリストらは、木曜日の決算発表に先立ち、「ゼルダ」のリメイク版のような2026年発売予定のタイトルが「注目を集めるはずだ」と述べた。しかし、「Switch 2の普及を実質的に加速させるような明確な大ヒット作は依然としてパイプラインに欠けており、独占コンテンツは2027年以降、より有意義に拡大する見込みだ」と彼らは述べた。一方、IMDBProによると、4月に公開された『スーパーマリオギャラクシー・ザ・ムービー』は、世界興行収入ランキングで今年4位のヒット作となっている。このアニメーション映画は、大人気のマリオゲームを原作とした2023年の大ヒット作の続編であり、ジャック・ブラック、クリス・プラット、アーニャ・テイラー=ジョイらが声優を務めている。AFP